「コンタクトレンズの面倒な管理や目のトラブルから解放されたい」
「メガネをつけなくてもクリアな視界を手に入れたい」
そう思ったことはありませんか?
私がICL手術を受けようと思ったきっかけは、まさにこうした日々のストレスがあったからです。
今回は、ICL手術を受けようと決意したきっかけを、具体的な体験談を交えてお伝えします。
はじめに|裸眼生活になりたいと思った理由

コンタクト使用による目のトラブル

私がICL手術を受けようと思ったきっかけは、コンタクト使用による目のトラブルが頻発したことです。
私は小学生の時に視力が低下しはじめ、小・中高学生の頃は授業中のみメガネをかけていました。
高校生になると視力の低下はさらに進行し、メガネの煩わしさもあってコンタクトを使うようになりました。
しかし、年齢とともに目の乾燥がひどくなり、夕方には視界がぼやける、ゴロゴロして痛い、目やにが増える、といったことが多くなってきたのです。
コストを抑えるために1dayタイプから2weekタイプに変えたこともありましたが、花粉症の時期と重なり、きちんとコンタクトを洗浄してしたのにもかかわらずひどい結膜炎になってしまいました。
眼科医からは、「花粉症のある人は目の炎症を起こしやすく、炎症をくり返す人は2weekは合わないから1dayにしたほうがいい」と言われて、やむを得ず1dayに戻しました。
ランニングコストの負担
メガネは一度購入すれば、度数が合うかぎり使いつづけることができます。
それに比べコンタクトは、コンタクトレンズを購入し続けなければなりません。
装着期間によるコンタクトレンズの種類はざっとこんな感じです↓
種類 | 特徴 |
---|---|
1日使い捨て(1day) | 毎日新品に交換。清潔でケア不要。コストはやや高め。 |
2週間交換タイプ(2week) | 2週間使える。毎日の洗浄・保存が必要。 |
1ヶ月交換タイプ | 1ヶ月間使える。ケア必須。コスパが良い。 |
長期使用タイプ(ハード含む) | 半年~1年以上使える。しっかり手入れが必要。コストは抑えられる。 |
1dayタイプは1日でつかい捨てなので、洗浄する手間もなく1番清潔につかえますが、その分コンタクトレンズの中で1番コストがかかります。
1day以外のものはコストは抑えられますが、洗浄と適切な管理が必要であり、きちんと管理ができていないと目のトラブルを起こしやすくなります。
私はコンタクトレンズ以外に、ドライアイ予防として装着液を使用したり、目がゴロゴロしたときに使用する目の洗浄液なども購入していました。
私の1ヶ月にかかる費用はざっとこんな感じです。
・コンタクトレンズ(1day) ¥5,500
・装着液 ¥800
・目の洗浄液 ¥800
トータル ¥7,100
毎月約7,000円もの費用がかかるのはかなり負担でした。
ここ最近は物価高の影響でコンタクトレンズも値上がりしており、私が使っていた1dayのコンタクトレンズも今では6,000円近くになっています。
旅行中に感じた不便さ

コンタクトやメガネの不便さを特に感じたのは旅行のときです。
持ち物にはコンタクトレンズや洗浄液などが必須なので、準備のときは忘れないように気をつけなければならず、荷物の場所もとるのでプチストレスでした。
温泉に入るときは、コンタクトを外すと何も見えない。
メガネをかけると曇ってしまい、リラックスできない。
「せっかくの旅行なのに…。」と毎回もどかしさを感じていました。
災害への備えとしての裸眼視力
災害対策を考えたときにも不安がありました。
地震や火事などで急いで安全に逃げるためには、目が見えていることが重要です。
災害はいつ起こるかわかりません。
とくに、夜寝ている時に災害が起きたら裸眼なので周囲がよく見えません。
避難所に避難できたとしても、メガネやコンタクトがなければ避難生活は困難を極めるでしょう。
「コンタクトがなかったら…」「メガネが壊れていたら…」そう考えると、コンタクトやメガネに頼る生活は大きなリスクだと感じるようになりました。
ICL手術を決断した理由
可逆性のある手術への安心感
ICL(Implantable Collamer Lens)とは、目の中(虹彩と水晶体の間)に小さなレンズを挿入し、視力を矯正する方法です。
角膜を削らないため、レーシックと比べて安全性が高いことと、レンズは将来的に取り出すことも可能な「可逆性」があります。
レーシックは角膜を削るため、一度受けると削った角膜は元に戻せませんが、ICLはレンズを取り出せば基本的に元の状態に戻すことができます。
レンズを挿入する際は目を2〜3ミリ切開するだけなので、傷口が最小限で済むのも安心です。
「もし、将来目の状態が変わったら?」
「もっと新しい治療法が出てきたら?」

そんな未来への不安を考えたとき、ICLの可逆性は大きな魅力でした。
費用対効果が高い
ICLの効果は半永久的に継続します。
手術に費用はかかっても、長い目で見るとコンタクトレンズよりもランニングコストが抑えられます。
コンタクトレンズとICL手術を受けた場合のランニングコストを比較して表にまとめました。
【前提条件】以下の条件で比較します
項目 | 前提条件 |
---|---|
コンタクト | 1日使い捨てタイプ(ワンデー)を毎日使用 |
ICL手術 | 両眼 約60万円(平均的な費用) |
比較期間 | 10年間で比較 |
【年間コストの比較】
項目 | 年間コスト |
---|---|
コンタクト(ワンデー) | 約6万円〜12万円(1日200〜330円×365日) |
ICL手術 | 初年度:60万円+検診代数千円程度(以後、年1回検診) |
【10年間の総コスト比較】
項目 | 総額(10年間) |
---|---|
コンタクト(ワンデー) | 約60万〜120万円(1日200〜330円×10年間) |
ICL手術 | 約62万円前後(60万円+定期検診代など) |
表からわかるように、1ヶ月にかかるコンタクトレンズ代が約6,000円の場合、10年でICL手術と同じ金額になります。
つまり、10年以上コンタクトレンズを使うとICLの方が費用が安く済むことがわかります。
私の場合、ICL手術に62万円かかりました。(手術代・術後1年間の検査代含む)
コンタクトレンズの費用が月に約7000円かかっていたので、約7年で元がとれることになります。
26歳の時に手術を受けたので、33歳の時には元がとれる計算になります。
自分の年齢を考えても、費用対効果が高いためICL手術を受けるメリットが大きいと感じました。
災害時や緊急時に裸眼で動ける安心感
地震や火事など、万が一の時に裸眼で行動できるか?
こう考えたとき、私の答えは「NO」でした。
メガネを枕元に置いておいたとしても、いざというときに「見当たらない」「壊れてしまった」ということになれば元も子もありません。
ICL手術を受ければ、「視界の確保」という命に直結する問題をクリアできます。
この安心感は、非常に大きな決め手になりました。
体験談や口コミが後押しに


ネットでICL手術の体験談や口コミを調べると、多くの人が「痛みが少なく手術も早く終わった」「生活がラクになった」「もっと早くに受ければよかった」と書いていました。
芸能人でも、きゃりーぱみゅぱみゅさんや桐谷美玲さんなど多くの人がICL手術を受けています。
このような著名人が、「朝起きたときすぐに目が見えて感動している」といった感想を話しているのを見て、「私もやりたい」という思いが強くなりました。
目の手術と聞くと、率直に「こわい」という思いがありましたが、実際に手術を受けた人の感想を聞くとメリットが大きいということがわかり、手術を受けようか迷っていた私の背中を押してくれました。
費用とリスクを受け入れた
ICL手術はレーシックに比べて高額です。(相場は両目で50万〜80万円程度)
しかし、一生続くメガネやコンタクトの費用、管理の手間、目のトラブルなどのストレスを考えれば、十分に投資する価値があると感じました。
もちろん、リスク(ハロー・グレア、白内障リスクなど)もゼロではありませんが、眼科の説明会でしっかり説明を受け、自分で納得したうえで手術を受ける覚悟ができました。
ICL手術を受けた後の変化
手術当日は多少の緊張はありましたが、手術自体は両目で15分程度で終わりました。
目には点眼薬の麻酔をし、気持ちを和らげるための笑気麻酔も使用してもらったので、痛みはほとんど感じることなく手術を受けることができました。
手術翌日、目を開けた瞬間「視界がはっきり見える!」と感動したのをはっきり覚えています。
今では裸眼で両目1.5以上見えています。



朝起きたときからクリアな視界で、コンタクトレンズを入れる手間からも開放されて、ICL手術を受けて本当によかった!と思っています。
まとめ|ICL手術を受けようと思ったきっかけは「自由になりたかったから」
私がICL手術を受けようと決めたきっかけは、「毎日のストレスや不安から解放され、裸眼で自由に生きたい」という思いからでした。
コンタクトやメガネの煩わしさから解放された今、世界の見え方だけでなく、毎日の気持ちもポジティブに変わったと実感しています。
もしあなたも視力矯正に悩んでいるなら、ICL手術という選択肢をぜひ一度真剣に考えてみてください。
あなたにとって、きっと新しい世界が広がるはずです。
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